木の子

寄生

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   群馬県桐生の毛織物を使用したキノコの型紙の服

  Model : Emi Anna Nawabi

  Photographer : Yuji Watanabe

                            http://perle-management.com/home/editorial-womens-yuji-watanabe/

           http://www.yujiwatanabe.book.fr/

  Makeup : Hitomi Ito

   http://kir022391.kir.jp/labeaute/?page_id=29

想像を膨らました文

神とは、絶対に無限なる実有、言い換えればおのおのが永遠、無限の本質を表現する無限に多くの属性から成っている実体、と解する。

スピノザのエチカから

現在の苦しみは、将来わたしたちに現されるはずの栄光に比べると、取るに足りないとわたしは思います。

被造物は、神の子たちの現れるのを切に望んでいます。

被造物は虚無に服していますが、それは、自分の意志によるものでなく、服従させた方の意志によるものであり、同時に希望も持っています。

つまり、被造物も、いつか滅びの隷属から解放されて、神の子供たちの栄光に輝く自由にあずかれるからです。

被造物がすべて今日まで、共にうめき、共に産みの苦しみを味わっていることを、わたしたちは知っています。

ローマ8:18~22

今回の生地について

小千谷縮

小千谷縮(おぢやちぢみ)は新潟県小千谷市周辺を発祥とする苧麻(ラミー)を使った最高級の麻織物です。平安時代から1200年の歴史ある織物産地で作られ、江戸中期に越後上布を更に技術改良した麻織物の最高峰になります。

苧麻の特徴は吸水性、放熱放質性に優れており抗菌性もあることです。日本独特の気候風土である高温多湿の夏にはうってつけの素材と言えます。小千谷縮は横糸にやや強い撚りを入れ、苧麻特有の水の中で縮む性質を利用し、最終仕上げの段階で、小千谷縮をお湯の中で丹念に揉み込んでいく作業を経て、そして表面にしぼ(皺)形成し、丈夫でしなやかな布へと変化させます。

2009年にはユネスコ世界無形文化遺産登録と国際的にも大きな評価を受けております。

Si について

ケイ素

珪藻(けいそう)の中に多く含まれる微小の物質。

珪藻はわかめや昆布の一種で、その中に含まれるケイ素は体内では放射能の大半を削減してくれます。

自然のもの(被造物)は神からの贈りものであり、人は誰でも自然に戻りたくなるものです。

ケイ素は目に見えるものではありませんが、

“自然を欲することから守られる恵み” を ”感じられる悦び” を

本作品に込めました。

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